グラックス(ティベリウス)(英語表記)Tiberius Sempronius Gracchus

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

グラックス(ティベリウス)
Tiberius Sempronius Gracchus

前163〜前133
共和政ローマ末期の政治家
前133年護民官になり,ラティフンディアによる中小自作農の没落と国防力弱化を憂い,リキニウス法を復活して大土地所有制限,土地再分配を主体とする農地改革案を平民会で決定した。しかし,元老院閥族派に反対されて,暗殺された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android