出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
哺乳(ほにゅう)綱食肉目イヌ科の動物。家畜イヌの1品種で、エジプト原産の古い歴史を有し、すこぶるスマートな体形の快足犬である。また、イヌのなかでは視力に優れ、獲物を嗅覚(きゅうかく)で追跡するよりも目でとらえて追跡する。深い胸や切れ上がって締まった腹部、長い足はスピード感にあふれ、草原での狩猟に適している。かつてはエジプトで小獣猟に用いられていたが、欧米に渡ってからはキツネ、ノウサギ、シカ猟にも用いられ、アメリカでは草原でコヨーテ猟にも用いられた。さらに本犬種は、快足を利してレース犬としても活躍している。そのスピードは直線で100メートルを5.6秒と、競走馬並みである。体形は筋肉質でほっそりし、頭部も細く、耳はバラの花びらのようでややねじれぎみについている。頸(くび)もすらりと長い。背はやや湾曲し、大腿(だいたい)部はよく発達している。短毛で、毛色はブリンドル、フォーン、黒と白、赤など。体高65~72センチメートル以上である。
[増井光子]
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
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