コンスタンティヌス[1世](読み)コンスタンティヌス

百科事典マイペディア の解説

コンスタンティヌス[1世]【コンスタンティヌス】

ローマ皇帝(在位306年―337年)。コンスタンティウス1世の子。ディオクレティアヌス退位後の混乱を収拾して帝国を統一した。ミラノ勅令を発して信教自由認め,自らもキリスト教徒となり,さらに教会内の紛争調停に努めた(ニカエア公会議)。330年新都コンスタンティノープルを完成し,ビザンティン帝国基礎を固めた。
→関連項目イスタンブール凱旋門コンスタンティーヌサン・ピエトロ大聖堂バチカンユリアヌス

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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