ゴーディエ=ブルゼスカ(英語表記)Gaudier-Brzeska, Henri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴーディエ=ブルゼスカ」の意味・わかりやすい解説

ゴーディエ=ブルゼスカ
Gaudier-Brzeska, Henri

[生]1891.10.4. サンジャンドブレイエ
[没]1915.6.5. ヌービルサンバース
フランス生れのイギリス彫刻家オルレアン美術を修め,1910年から彫刻を手がける。 11年ロンドンに移る。作家画家の W.ルイスと交友し,渦巻派の運動に参加。 J.エプスタインの初期のキュビスム風の彫刻法の影響を受け,キュビスム形態と内容に深い理解を示しながらも,それをこえた抽象化に進んだ。第1次世界大戦中 23歳で戦死。イギリス抽象彫刻の先駆者の一人とされる。主要作品『うずくまる姿』 (1914,ウォーカー・アートセンター) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android