サンバルテルミーの虐殺(読み)サンバルテルミーノギャクサツ

デジタル大辞泉 「サンバルテルミーの虐殺」の意味・読み・例文・類語

サンバルテルミー‐の‐ぎゃくさつ【サンバルテルミーの虐殺】

《〈フランスSaint-Barthélemy》1572年8月24日(聖バルテルミーの祝日)の未明パリに集まっていたユグノー新教徒)が、カトリーヌ‐ド‐メディシスらによって虐殺された事件。3000人以上が殺され、虐殺は地方にも拡大し、ユグノー戦争は激化した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「サンバルテルミーの虐殺」の意味・読み・例文・類語

サンバルテルミー‐の‐ぎゃくさつ【サンバルテルミーの虐殺】

  1. ( サンバルテルミーはSaint-Barthélemy ) 一五七二年八月二四日サンバルテルミー(聖バルトロマイ)の祝日の前夜から当日にかけて、パリを中心に数千人以上の新教徒が虐殺された事件。旧教徒側のカトリーヌ・ド・メディシスとギーズ公らの陰謀によるもので、フランスの宗教戦争は、これを機会深刻化していった。聖バーソロミューの虐殺。聖バルトロマイ祭日の虐殺。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android