シシャ・パンマ[山](読み)シシャパンマ

百科事典マイペディア 「シシャ・パンマ[山]」の意味・わかりやすい解説

シシャ・パンマ[山]【シシャパンマ】

中国チベット自治区のヒマラヤ山脈中央部にある高峰で,標高8027m。漢字では希夏邦馬峰。古いサンスクリットで〈ゴザインタンGosainthan〉(〈聖者居所〉の意)と呼ばれていたが,その後の調査で完全に中国領内にあることが判明し,チベット語の〈シシャ・パンマ〉(〈厳しい天候の山〉の意)が用いられるようになった。8000m峰の中で最後まで未踏峰となっていたが,1964年中国登山隊(許競隊長)が初登頂。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android