シベチャリ川流域チャシ跡群(読み)しべちやりがわりゆういきちやしあとぐん

日本歴史地名大系 の解説

シベチャリ川流域チャシ跡群
しべちやりがわりゆういきちやしあとぐん

[現在地名]静内郡静内町真歌など

シベチャリ川(現静内川の旧名)の流域にはアイヌの遺跡であるチャシが点在している。これらのチャシ跡のうちのホイナシリチャシ跡(旧名入舟のチャシ跡)シベチャリチャシ跡(旧名シベチャリのチャシ跡)、メナチャシ跡(旧名文四郎の館跡)、ルイオピラチャシ跡(旧名双川ルイオナイチャシ跡)、オチリチャシ跡(旧名炭山沢入口のチャシ跡)の五ヵ所と門別もんべつ町にあるアッペツチャシ跡が平成九年(一九九七)にシベチャリ川流域チャシ跡群及びアッペツチャシ跡の名称で国の史跡に指定された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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