デジタル大辞泉
「シュルーズベリー」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
シュルーズベリー(公)
シュルーズベリー[こう]
Shrewsbury, Charles Talbot, Duke of
[生]1660.7.24. シュルーズベリー
[没]1718.2.1. ロンドン
イギリスの政治家。名誉革命の中心人物の一人。第 11代のシュルーズベリー伯の子で新教徒。 1688年ウィリアム3世への招請状に署名。オランダに渡ってウィリアムに合し,その侵寇軍とともに帰国。名誉革命後,国務大臣 (1689~90,94~98) をつとめ,その間,94年公爵を授けられた。一時政界を退いたが,1710年復帰し,ホイッグ党支持から和平派のトーリー党支持に変って,スペイン継承戦争の終結に努力。 14年アン女王の死去に際して大蔵総裁となり,ハノーバー朝成立に尽力した。
シュルーズベリー(伯)
シュルーズベリー[はく]
Shrewsbury, John Talbot, 1st Earl of
[生]1384頃
[没]1453.7.17. カスティヨン
イギリスの貴族,軍隊指揮官。タルボット男爵リチャードの次男。百年戦争でオルレアンの攻囲に参加 (1429) するなど各地に転戦して勇名をはせ,ボルドーの占領に貢献したが,カスティヨンで敗北,戦死した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
シュルーズベリー
Shrewsbury
イギリス,イングランド西部,シュロップシャー中部にある農業都市で州都。人口5万9000(1981)。〈ノルマン人スクロッブの城Scrobb’s Burg〉が語源。セバーン川の上流に位置し,周辺農村地帯の中心都市として農産物の集散・加工が行われ,とくに大規模な牛市は有名である。また農業機械,ディーゼルエンジンなどの工業もみられ,道路・鉄道交通の結節点をなす。ウェールズとの境界に近い戦略的位置を占め,旧市街はセバーン川の湾曲部に発達した。残存する城壁内には15~16世紀の木造家屋やステンド・グラスで知られるセント・メアリー教会など歴史的建築物が多い。郊外には1552年設立のシュルーズベリー・スクールや同校出身でもあるチャールズ・ダーウィンの生家がある。
執筆者:長谷川 孝治
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by 
シュルーズベリー
しゅるーずべりー
Shrewsbury
イギリス、イングランド中部、シュロップシャー県の県都。人口9万5896(2001)。バーミンガムの北西約60キロメートルにあり、セバーン川に接する。古代からウェールズへの門戸として軍事的に重要で、遺跡や歴史的建築物も多い。とくにチューダー様式の家屋が多く残ることで知られ、14世紀の聖メアリ教会はステンドグラスで有名。おもな産業は車両、工作機械などの製造業で、市の北部にはイギリス有数の家畜市場もある。
[井内 昇]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 