デジタル大辞泉
「ズームレンズ」の意味・読み・例文・類語
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ズーム‐レンズ
〘名〙 (
zoom lens) カメラ・撮影機用レンズの
一つ。カメラなどに取り付けたまま連続的に焦点距離が変化できる組み合わせレンズ機構。焦点距離を変化させても
ピントのずれが少量になるように作られている。
ズーム。
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「ズームレンズ」の意味・わかりやすい解説
ズームレンズ
構成レンズの相互間隔を変えて,焦点距離を連続的に変更できるようにしたレンズ。1本で広角・望遠など各種の機能を兼ね,被写体に即応して好条件で撮影できるが,単焦点レンズと比べ,F数が大きくなり,解像度も低下するなどマイナスの条件も併せ持つ。レンズの素材,研磨やコーティング方法の進歩により,焦点距離の最短と最長の比(ズーム比)は,1:20等の高倍率のものも登場している。
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ズームレンズ
1本で連続的に焦点距離を変えることのできるレンズ。近年は、画質的にも 単焦点レンズ に匹敵するレンズが登場し、今やプロからアマチュアまで、多くのカメラマンが常用するようになっている。焦点距離の幅によって、広角ズームや標準ズーム、望遠ズームなどの呼び名がある。またズームリングを回転させて焦点距離を変える回転式ズームや、ズームリングを前後させて焦点距離を変える直進式ズームなどの種類もある。
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ズームレンズ
焦点距離が変更できるレンズのこと。一般的に、16-40mm程度が「広角ズーム」、24-200mm程度が「標準ズーム」、55mm-300mm程度が「望遠ズーム」として利用されるが、なかには、広角から望遠までズームできるレンズもある。
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世界大百科事典(旧版)内のズームレンズの言及
【カメラ】より
…通常,フィルム上一定の半径の円内を画面にとるものが一般であるが,普通レンズと同じように,矩形のフィルムサイズいっぱいに写し込むものもあり,これは対角線魚眼レンズと呼ばれる。(8)ズームレンズzoom lens 連続的に焦点距離が変わるが,その際ピントの変動のないものをいう。 もっとも一般的に用いられているのが,いわゆる4群ズーム方式と呼ばれるものである。…
※「ズームレンズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」