セツ・すくない(漢字)

普及版 字通 「セツ・すくない(漢字)」の読み・字形・画数・意味


4画

[字音] セツ
[字訓] すくない

[説文解字]

[字形] 象形
少の左文。少は小さな貝などを綴る形で、(さ)の意。はその左文で、左右対称の字。〔説文二上に「少なり。小に從ひ、(ふつ)聲」とし、「讀みて輟(せつ)の(ごと)くす」とするが、は小さな貝を綴る形である。少・は小(小貝)を綴る形。〔方言、十一〕に雌の名に用いるという。

[訓義]
1. すくない、小さな貝の綴り。
2. 雌の

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android