ターポリン紙(読み)ターポリンし(英語表記)duplex asphalt paper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ターポリン紙」の意味・わかりやすい解説

ターポリン紙
ターポリンし
duplex asphalt paper

2枚の紙の間にアスファルト,あるいは他の適性物質を塗って接着し,湿気を通さないよう加工した紙。熱を加えながら,はけ,あるいはローラでアスファルトを塗るため,アスファルト・ペーパーと呼ぶこともあるが,この場合は紙の片面にしかアスファルトを塗っていないものもさす。主として,湿気を嫌うものの包装紙に使われているが,最近ではポリエチレンフィルムを利用したポリエチレンラミネート紙などの出現により,あまり使用されなくなっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android