出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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…それぞれ,具を練りこんだり包んだりしたバリエーションも多い。そのほか,精白粉を発酵させてからタンドールで焼いた木の葉形のパンはナーンとよばれ,これらパン類を総称してローティーともよぶ。北インドでは米はご馳走としての性格が強く,具とともに炊きこんだプラオ,さらに豪華な具を入れてココナッツミルクで炊いたビリヤーニーなどは,祝いの宴には欠かせない。…
…チャパーティー利用圏はアフガニスタン,イランにも及んでいるが,チャパーティーに類似したものも多く,油で焼くパラタ,油で揚げるプウリーなども無発酵のものである。ナーンはインド以西,中東,北アフリカの地中海岸にかけて広く普及している。ナーンは,発酵したいわば薄パンで,一晩置いたドウの薄板を,高熱のカマドの側壁に貼って焼く。…
…北インドで作られるパンの総称。チャパーティーchapati,ナーンnan,プーリーpuriなどの代表的パンや,そのバリエーションを含む。なかでも最も広い地域で日常的に作られるのはチャパーティーで,レストランでローティーとだけ注文すればこれが出てくる。…
※「ナーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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