ネメア競技会(読み)ネメアきょうぎかい(英語表記)Nemean Games

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ネメア競技会」の意味・わかりやすい解説

ネメア競技会
ネメアきょうぎかい
Nemean Games

古代ギリシアの四大祭典競技会の一つ (→古代競技会 ) 。英雄アドラストスアルゴスの7将を率いてテーベを攻めたときに創設したものとも,ヘラクレスネメアのライオンを退治した記念に創設したものとも伝えられ,古くからネメアゼウス神殿神域で行なわれていた。前 573年から全ギリシアの祭典となり,イストミア競技会と同じ年,オリンピアードの2年目と4年目の7月,イストミア競技会と重ならないよう開かれ,前 460年頃まではクレオナイが,その後はアルゴスが主催した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android