出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ギリシア神話の海神。ガイアの子。ホメロスでは「海の老人」とよばれている。温和な親しみやすい性格で、しかも預言力をもち、また自由にその姿を変えることができた。ヘスペリデスの黄金のリンゴを求められたヘラクレスが(第11番目の功業)、ヘスペリデスの国への道をネレウスに教えさせようとしたとき、ネレウスは姿をさまざまに変えて逃れようとした。しかしヘラクレスがどうしても離そうとしないので、ネレウスはついにその道を教えてやったという。海の主神ポセイドンとは異なり、穏やかな日和(ひより)の海を表すネレウスは、50人の娘たちネレイスとともに海底の宮殿で暮らしている。
[伊藤照夫]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… ギリシア神話によれば,海ポントスは大地女神ガイアの息子だが,母と交わって多くの子孫を得た。その中の長子が,〈海の老人〉とあだ名される非常な知恵者で年寄りの海神ネレウスで,あらゆるものに自在に変身する能力をもち,ネレイデスNērēidesと呼ばれる50人(または100人)の美神たちの父親である。海の支配者は最高神ゼウスの兄弟のポセイドンで,武器としても漁具としても使われる三つ股の矛を持ち,地震や津波の神としても恐れられた。…
※「ネレウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新