バヌア・レブ島(読み)ばぬあれぶとう(英語表記)Vanua Levu

日本大百科全書(ニッポニカ) 「バヌア・レブ島」の意味・わかりやすい解説

バヌア・レブ島
ばぬあれぶとう
Vanua Levu

南太平洋フィジーを形成する二大島のうち、北東側のやや小さいほうの島。東西150キロメートル、南北40キロメートル、面積5534平方キロメートル。火山島で、最高峰はナソロレブNasorolevu山(1032メートル)。コプラバナナほか、サトウキビ栽培が盛んで製糖業が行われる。中心地は北岸ランバサLabasa(bをnumberのmbのように発音。人口2万5400、2003推計)だが、ほかに大きな町もなく、島の総人口は約12万にすぎない。

[大島襄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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