バルタン(英語表記)Bartin, Étienne

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルタン」の意味・わかりやすい解説

バルタン
Bartin, Étienne

[生]1860.10.2.
[没]1948.12.17.
フランスの法学者。アルジェリール,リヨン,パリの各大学教授を歴任した。民法に関してすぐれた注解をなし,フランスにおける解釈法学地位を高めた。国際私法の分野でも,国家主権反致の問題,公序の問題に関するすぐれた論述をなした。主著『国際私法研究』 Études de droit international privé (1899) ,『判決の国際的効力に関する研究』 Études sur les effets internationaux des jugements (1907) ,『国際私法概論』 Principes de droit international privé (3巻,30~35) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android