デジタル大辞泉
「ビバーク」の意味・読み・例文・類語
ビバーク(〈ドイツ〉Biwak/〈フランス〉bivouac)
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ビバーク
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Biwak ) 登山で、テントなどを用いず、岩陰などで露営すること。野宿。〔登山技術(1939)〕
- [初出の実例]「Aフェースの上部でビバークする」(出典:氷壁(1956‐57)〈井上靖〉三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ビバーク
bivouac
露営すること。登山の用語としては,悪天候や病人,コースの困難さなどから予定計画にない露営を行う不時露営(フォースド・ビバーク)をさして呼ぶことが多い。したがってテントや山小屋利用ではなく,ツェルトザックやシュラフザックをかぶるとか,簡単な小屋がけ,たき火で暖をとるだけなどのような簡単な形の露営である。非常の場合のみの行動として考えられていたが,近年では羽毛服など衣類が発達したことや,重量を減じて行動を拡大するためテントなどをもたずに出かけ,計画的ビバーク(フォーカスト・ビバーク)をすることも行われるようになった。
執筆者:徳久 球雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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ビバーク
登山用語。ドイツ語Biwak,フランス語bivouac。露営のこと。岩陰や樹の下,簡単な小屋掛けで夜露をしのぐ程度で,ツェルトザック(袋状の簡易テント)や積雪期には雪洞なども利用。予期せぬ露営をフォースド・ビバークという。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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ビバーク
Biwak; bivouac
登山や探検,野外活動における露営,あるいは野宿をいう。これにはあらかじめ予定したものと,予期せぬ事態で緊急避難的に行なわれるものとがある。後者をフォースト・ビバーク (不時露営) という。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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