フェリペ1世(美麗王)(読み)フェリペいっせい[びれいおう](英語表記)Felipe I, el Hermoso

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェリペ1世(美麗王)」の意味・わかりやすい解説

フェリペ1世(美麗王)
フェリペいっせい[びれいおう]
Felipe I, el Hermoso

[生]1478.7.22. ブルージュ
[没]1506.9.25. ブルゴス
カスティリア王 (在位 1504~06) 。オーストリア大公。神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世マリ (→マリア) の子で,カスティリアのハプスブルク王家の開祖。 1482年母の所領ネーデルラントを相続。アラゴンのフェルナンド2世 (カトリック王) とカスティリアのイサベル1世の娘フアナ・ラ・ロカと結婚 (1496) 。イサベル1世の死により,フアナはカスティリアを相続し,フェリペが共治することになり,1506年ネーデルラントからスペインに移ったがまもなく死去

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android