ブラック・チェンバー(読み)ブラックチェンバー

百科事典マイペディア 「ブラック・チェンバー」の意味・わかりやすい解説

ブラック・チェンバー

暗号解読を目的とする秘密機関通称。広く諜報(ちょうほう)機関をいう。この言葉ワシントン会議の際,日本政府から全権団への暗号電報を解読した米国暗号局長ヤードリーの著書《The American Black Chamber》(1931年)に由来。chamberは小部屋の意。その時ブラック・チェンバー国務省の下で活動,1929年廃止。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android