ブランキスム

デジタル大辞泉 「ブランキスム」の意味・読み・例文・類語

ブランキスム(〈フランス〉blanquisme)

大衆の力によらず、少数の精鋭の直接行動によって政権を奪取しようとする思想フランス革命家ブランキが主唱

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精選版 日本国語大辞典 「ブランキスム」の意味・読み・例文・類語

ブランキスム

〘名〙 (Blanquisme) プロレタリアート解放のために、少数の革命家の武装蜂起によって独裁権力を樹立しようとする革命方式。ブランキの主唱したもの。
平民新聞‐明治四〇年(1907)三月二三日・直接行動の意義〈秀湖生〉「ブランキズム時代の暴動奇襲」

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百科事典マイペディア 「ブランキスム」の意味・わかりやすい解説

ブランキスム

一揆(いっき)主義

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世界大百科事典(旧版)内のブランキスムの言及

【一揆主義】より

…フランスでは,すでにフランス革命時代にバブーフによってプロレタリア革命の理論的展望が開かれていたが,その伝統を継承したのがブランキであり,彼の考え方(ブランキスムblanquisme)が一般に一揆主義と呼ばれる。ブランキは,その生涯の半分近くの33年間を獄中で送った革命家で,少数エリートによる権力奪取を説いた。…

※「ブランキスム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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