ブローニング(読み)ぶろーにんぐ(英語表記)John Moses Browning

デジタル大辞泉 「ブローニング」の意味・読み・例文・類語

ブローニング(Browning)

アメリカ人J=M=ブラウニング(1855~1926)が発明した自動式拳銃

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精選版 日本国語大辞典 「ブローニング」の意味・読み・例文・類語

ブローニング

〘名〙 (Browning 発明者の名から) 自動式散弾銃一種ベルギーのファブリックナショナル銃器会社で製造世界中に販売された。
※酔狂者の独白(1927)〈葛西善蔵〉「あのブローニングとか何んとかいふやつがあったならば」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブローニング」の意味・わかりやすい解説

ブローニング
ぶろーにんぐ
John Moses Browning
(1855―1926)

アメリカの銃器設計者。数多くの自動装填(そうてん)方式の銃器を発明した。ユタ州オグデンの銃器職人の子に生まれる。25歳のときガス圧利用の新型自動装填式銃を発明して有名になった。1885年に銃身後退式自動散弾銃を発明、ベルギーのファブリックナショナル(FN)銃器会社(現、FNハースタル)で製造して世界中に販売した。さらに自動小銃自動拳銃(けんじゅう)、機関銃を発明、近代自動銃器の父といわれた。コルト自動拳銃も彼の発明によるものであり、現代でも彼の発明した自動装填方式は世界中で応用されている。

[小橋良夫]

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