ブートニア(読み)ぶーとにあ(英語表記)boutonniere

翻訳|boutonniere

デジタル大辞泉 「ブートニア」の意味・読み・例文・類語

ブートニア(boutonniere)

襟元ボタン穴にさす花飾り

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブートニア」の意味・わかりやすい解説

ブートニア
ぶーとにあ
boutonniere

背広など上着の襟のボタン・ホールに挿す花、または小さな花束。もともと上着の襟のボタン・ホールは、花を挿すためにかがられたもので、昔はフラワー・ホールflower holeとよばれ、この穴に花を飾った。昔も今も、男性がこのフラワー・ホールにカーネーションバラを一輪飾ったりする光景は、結婚式などでみられる。新郎新婦の手にする花束と同じ花を飾ったり、色直しのときなど、花嫁がドレスにマッチする花束を持つが、その場合も新郎は同じ花を上着のラペル(下襟)のフラワー・ホールに飾ったりする。

[市川久美子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android