プロミスキャスモード(読み)ぷろみすきゃすもーど

ASCII.jpデジタル用語辞典 「プロミスキャスモード」の解説

プロミスキャスモード

NICNetwork Interface Card)で、ネットワークを流れるすべてのパケットを受信する特殊なモード通常のNICは、Ethernetフレームの宛先MACアドレスが自分と異なる場合には、自分宛ではないと判断してフレームを破棄する。しかし、プロミスキャスモードに設定しておけば、自分宛ではないフレームもすべて取り込める。スイッチが普及する以前のリピーターハブ環境では、フレームがすべてのホストに流れていたため、このモードをオンにするだけで容易にパケットキャプチャーができた。設定はドライバーレベルで行なうが、まれに不許可にしているベンダーもある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android