ヘラクレイデス[ポントス](英語表記)Hērakleidēs Pontikos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ヘラクレイデス[ポントス]
Hērakleidēs Pontikos

[生]? ポントスヘラクレイア
[没]前322以後
古代ギリシアの哲学者。アカデメイアスペウシッポスプラトンに学び,のち故郷に帰り哲学学校を創設。自然学,倫理学,政治学,歴史,文学を研究。著作のほとんどは対話形式をとり,キケロプルタルコスに影響を与えた。天文学においては地球自転説や太陽をめぐる金星火星運行を述べ,地動説への過渡的役割を果した。

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