ベグ・アルスラン(英語表記)Beg Arslan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベグ・アルスラン」の意味・わかりやすい解説

ベグ・アルスラン
Beg Arslan

[生]?
[没]1479
中央アジア,メクリン部の人。明の天順年間 (1457~64) の頃,ハミ (哈密)の北バルクル地方に拠っていたが,モンゴル内の各勢力の内紛に乗じ 1469年頃オルドスに進出。 75年マンドゴリをハンに擁立し,みずからはタイシ (太師) となり権勢をほしいままにしたが,79年族弟のイスマイル (亦思馬因) に殺された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android