ベシャン還元(読み)ベシャンかんげん(英語表記)Béchamp reduction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベシャン還元」の意味・わかりやすい解説

ベシャン還元
ベシャンかんげん
Béchamp reduction

フランスの A.ベシャンによって 1854年に開発された還元法で,芳香族ニトロ化合物を鉄と塩酸,または鉄 (II) 塩で還元して芳香族アミノ化合物とする方法ニトロベンゼンからアニリンを工業的に製造するのに利用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android