百科事典マイペディア 「ホリガー」の意味・わかりやすい解説
ホリガー
→関連項目デニソフ
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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スイスのオーボエ奏者。ベルン音楽大学とパリ音楽院で学んだほか、ブーレーズに師事して作曲法も修めた。1959年ジュネーブ、61年ミュンヘン両音楽コンクールで第1位。バーゼル交響楽団を経て、66年からフライブルク音楽大学教授。以後、室内楽・独奏の両分野で活動し、70年(昭和45)初来日。オーボエの演奏上の難点をすべて克服したうえ、自らくふうした新しい奏法により、この楽器に新しい可能性をもたらした。レパートリーは広いが、現代音楽にとくに造詣(ぞうけい)が深く、多くの作品がホリガーのために書かれ、彼によって初演されている。指揮者、作曲家としての活動も見逃せない。
[岩井宏之]
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