ホルスタイン[種](読み)ホルスタイン

百科事典マイペディア 「ホルスタイン[種]」の意味・わかりやすい解説

ホルスタイン[種]【ホルスタイン】

乳牛の一品種。オランダおよびドイツホルシュタイン地方などで古くから飼養,改良されていた。雌で体重650kgくらいの大型で,毛色は黒と白の斑。乳量は年に6300kgくらいで多いが,乳脂肪は3.8%と少ない。イギリスのものは,とくにフリージアンと呼ばれやや小型。飲用乳,チーズ原料として好適。世界の酪農国に広く分布,日本の乳牛の大半を占める。
→関連項目ウシ(牛)ジャージー[種]ホルシュタイン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android