ホワンナン(黄南)チベット(蔵)族自治州(読み)ホワンナンチベットぞく(英語表記)Huangnan Zangzu

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ホワンナン(黄南)チベット(蔵)族〔自治州〕
ホワンナンチベットぞく
Huangnan Zangzu

中国西北地方,チンハイ (青海) 省東部の自治州。行政中心地のあるトンレン (同仁) 県など3県とホーナン (河南) モンゴル (蒙古) 族自治県から成る。平均標高 3500mをこえる山地高原にあり,ヒツジヤクウシなどの放牧が盛ん。特に黒紫羔皮と呼ばれる羊皮は全国的に有名である。南部のジェク (沢庫) 県は牧野改良により家畜頭数が増大して,注目された。人口 18万 1995 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android