ボトム・アップ・マネジメント(英語表記)bottom-up management

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ボトム・アップ・マネジメント
bottom-up management

管理階層の下位の者が自分の職務本来内包されるべき権限責任を遂行することによって,下から上へ管理していく高度に分権的な管理のあり方。伝統的管理は下位の者が上長の命令,指示に従い,それが一定基準に合致することをもって合理的としてきた (トップ・ダウン) 。これに対してボトム・アップ・マネジメントは下位の意欲結集全体に結びつくような管理とみることができる。下位の者が意思決定に参加することでモチベーションも高まる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android