マナスル(英語表記)Manāslu I; Kutang I

デジタル大辞泉 「マナスル」の意味・読み・例文・類語

マナスル(Manaslu)

サンスクリット霊魂土地の意》ネパール中北部、ヒマラヤ山脈の高峰。標高8163メートル。1956年日本登山隊が初登頂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「マナスル」の意味・読み・例文・類語

マナスル

(Manaslu サンスクリット語で霊魂の土地の意) ネパール‐ヒマラヤ山脈中央部の高峰。標高八一六三メートル。昭和三一年(一九五六)日本の登山隊(隊長有恒)が初登頂した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マナスル」の意味・わかりやすい解説

マナスル
Manāslu I; Kutang I

ヒマラヤ山脈,ネパールヒマラヤの中部にある高峰。標高 8163m。ピーク29(7871m),ヒマルチュリ(7893m)とともにマナスル山群を形成。東方にはブリガンダキ渓谷を挟んでガネッシュヒマールが,西方にはマルシャンディ渓谷を挟んでアンナプルナが連なる。本格的な登山は日本山岳会によって始められ,1956年5月,槇有恒を隊長とする第3次日本マナスル登山隊の今西寿雄らが初登頂に成功。日本人初の 8000m峰登頂となった。1974年5月には黒石恒を隊長とする日本女性マナスル登山隊の中世古直子らが登頂に成功し,女性隊による 8000m峰初登頂の記録をつくった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android