ミニコン(読み)みにこん

精選版 日本国語大辞典 「ミニコン」の意味・読み・例文・類語

ミニ‐コン

〘名〙 「ミニコンピュータ」の略。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「ミニコン」の解説

ミニコン

厳密な定義はないが、大型の汎用コンピューターメインフレーム)に比べ、小型で安価なコンピューターのこと。1961年にDEC社で「PDP-1」が開発され、1台12万ドルという、当時のコンピューターの価格としては破格の安値で販売された。販売当初は、計算や生産プロセスの制御などの専用機として利用されたが、OS統一ダウンサイジングによって、1970年代には汎用コンピューターに代わるコンピューターの主流となった。

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世界大百科事典(旧版)内のミニコンの言及

【コンピューター】より

…小型化したCPU,VLSIチップをマイクロプロセッサーと呼ぶ。 このほか,大きな計算機メーカーのフラグシップ的な汎用高速コンピューターを意味するメインフレームコンピューター,1970年代に隆盛を誇った1語16ビットのミニコンピューター(ミニコン),それを32ビットに拡大したころのスーパーミニコンといった言葉があった。また,70年代から,1語8ビットのマイクロプロセッサーが一般マニアにも使えるようになり,マイコンと呼ばれていた(マイコンピューターとマイクロコンピューターの掛詞であろう)。…

※「ミニコン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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