ミルラ

デジタル大辞泉 「ミルラ」の意味・読み・例文・類語

ミルラ【〈イタリア〉Mirra】[戯曲]

アルフィエーリ戯曲。1787年の作。歴史的な出来事伝説神話に取材した悲劇シリーズ(全19編)の作品ひとつミッラミラ

ミルラ(〈ラテン〉myrrha)

没薬もつやく
[補説]作品名別項。→ミルラ

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精選版 日本国語大辞典 「ミルラ」の意味・読み・例文・類語

ミルラ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] milla ) ユリ科球根植物メキシコ・中央アメリカ原産。花茎は高さ五〇センチメートルぐらいになり、線形の葉を二~七個生じる。夏、茎頂芳香のある蝋白色の六弁花を一~五個つける。ミラ。

ミルラ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] myrrha ) =もつやく(没薬)〔外来語辞典(1914)〕

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デジタル大辞泉プラス 「ミルラ」の解説

ミルラ

カンラン科コンミフォラ属の樹皮生薬としてうがい薬などに含有。「没薬(もつやく)」ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内のミルラの言及

【ミイラ(木乃伊)】より

…主として人体についていわれるが,動物の場合にも適用される。古くヨーロッパではエジプトのミイラが薬効があるとされ,日本にも16世紀に没薬ミルラmirra(ポルトガル語)として輸入された。ミイラはこれのなまったものといわれる。…

【没薬】より

…偽没薬としてはインド産のブデリアムが古くから知られた。外国の生薬名はミルラmyrrha,myrrhで,これについては,キプロス王キニュラスの娘で父親に対する邪恋の罪で木に姿をかえられたミュラMyrrhaにちなむという言い伝えがある。〈没薬〉は中国で名づけられた漢薬名。…

※「ミルラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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