メタポンチオン(英語表記)Metapontion; Metapontum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メタポンチオン」の意味・わかりやすい解説

メタポンチオン
Metapontion; Metapontum

イタリアタレンツム (現タラント) の西方にあった古代ギリシアの都市。ラテン名メタポンツム。前 700年頃建設されたアカイア植民市 (アポイキア ) 。一時繁栄したが,第2次ポエニ戦争に際し,カルタゴのハンニバルを支持して破壊され,以後往時の隆盛を取戻すことはなかった。ピタゴラスは前 470年頃にこの地で没した。前6~5世紀頃の神殿遺跡がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android