メナンドロス・プロテクトール(英語表記)Menandros Protector

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

メナンドロス・プロテクトール
Menandros Protector

6世紀頃のビザンチン帝国法律家歴史家。 558~582年を扱った主著歴史Historiaがある。アガチアスの『ユスチニアヌス帝治世史』の継続として書かれ,描写客観性にすぐれ,公文書を資料にするとともに数多くの地理的・民族誌的記述があり,この時代の最も重要な史料ほかエピグラムが『アンソロギア・パラチナ』 Anthologia Palatinaに記載されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android