ユイ(玉)山(読み)ユイさん(英語表記)Yu shan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ユイ(玉)山」の意味・わかりやすい解説

ユイ(玉)山
ユイさん
Yu shan

タイワン(台湾)最高峰標高 3952m。チョンヤン(中央)山脈南半の西側に並行するユイシャン(玉山山脈主峰である。新第三紀粘板岩硬砂岩からなる。チュオシュイ(濁水)渓カオピン(高屏)渓などタイワンでは大きな川が流出している。北回帰線付近にあり,熱帯から寒帯にいたる植物の垂直分布がみられる。日本領時代には新高山(にいたかやま)と呼ばれた。(→ユイ〈玉〉山国家公園

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android