ユリウス・クラウディウス朝(読み)ユリウス・クラウディウスちょう(英語表記)Julio-Claudian Dynasty

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ユリウス・クラウディウス朝
ユリウス・クラウディウスちょう
Julio-Claudian Dynasty

ローマ元首政 (プリンキパツス ) 初期,ユリウス・クラウディウス氏が輩出した,チベリウスガイウス・カエサル (カリグラ) ,クラウディウス1世ネロの諸帝が形成した王朝アウグスツス帝 (ユリウス・カエサルの養子) が名門クラウディウス氏のリウィアと結婚し,リウィアの連れ子チベリウスがアウグスツスの養子となって帝位を継いだために両家の名による王朝が成立した。以後その一族が帝位についたが,恐怖政治に反感が強まり,ネロにいたって断絶した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android