HI(127.91).ヨウ化物にリン酸を加えて熱するか,ヨウ素と水素とを白金触媒を用いて直接反応させるか,ヨウ素と水の混合物に赤リンを加えて反応させると得られる.無色,特有の刺激臭のある気体.融点-50.8 ℃,沸点-35.4 ℃.水に易溶.水溶液はヨウ化水素酸という.エタノールに可溶.塩化水素や臭化水素より液化しやすく,またそれらより不安定で,酸化されやすく強い還元剤として作用する.多くの酸化剤や光によって分解され,ヨウ素を遊離する.塩素および臭素とただちに反応してヨウ素と塩化水素および臭化水素を生じる.また,塩化物や臭化物と反応してヨウ化物を生じる.多くの金属や金属の酸化物,水酸化物と反応して金属のヨウ化物を生じる.還元剤,ヨウ素化合物の製造,ドライエッチング剤などに用いられる.ゴムを侵し,また皮膚や粘膜もおかす.有毒.[CAS 10034-85-2]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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