ライラ・バールバッキー(英語表記)Laylā Ba`albakki

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ライラ・バールバッキー」の意味・わかりやすい解説

ライラ・バールバッキー
Laylā Ba`albakki

[生]1936
レバノンの女流小説家。イスラム教徒女子として閉鎖的な家庭で育った主人公が,その束縛から抜け出ようとする努力葛藤を描いた大著『私は生きている』 Anā aḥyā (1958) で一躍名が知られる。同書フランス語や日本語にも翻訳された。ほかに『怪物の神々』 Al-'ālihāt al-mamsūha (60) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android