ラジウム療法(読み)ラジウムリョウホウ

デジタル大辞泉 「ラジウム療法」の意味・読み・例文・類語

ラジウム‐りょうほう〔‐レウハフ〕【ラジウム療法】

ラジウム放射線の組織破壊性を利用して行う治療法。悪性腫瘍しゅように用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「ラジウム療法」の意味・読み・例文・類語

ラジウム‐りょうほう‥レウハフ【ラジウム療法】

  1. 〘 名詞 〙 ラジウムその他の天然性放射性物質を使用して悪性腫瘍(しゅよう)などを治療する方法

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百科事典マイペディア 「ラジウム療法」の意味・わかりやすい解説

ラジウム療法【ラジウムりょうほう】

ラジウムその他の天然放射性物質を用いる放射線治療。ラジウム塩,ラドンなどが用いられる。皮膚疾患などに対する表在照射には,そのβ線が利用され,白金製のラジウム針,純金製のグレインなどによる腫瘍(しゅよう)などに対する組織内照射や管状線源を用いる腔内照射には,そのγ線が利用される。1950年ころから,人工放射性元素の利用が普及し,しだいに用いられなくなってきた。

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