ラ・メージュ山(読み)らめーじゅさん(英語表記)La Meije

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ラ・メージュ山」の意味・わかりやすい解説

ラ・メージュ山
らめーじゅさん
La Meije

ヨーロッパアルプス西部、フランスドフィーネ・アルプスのゼクラン山群にある高峰。西峰(3983メートル)、中央峰(3974メートル)、東峰(3890メートル)の三峰よりなり、頂上東西に長い山稜(さんりょう)をなし、南北面は絶壁となる。アルプスの名山の一つで、登山は困難とされていたが、1877年フランスのE・B・ド・カステルノーがガイドとともに初登頂した。

[徳久球雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android