出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
フランスの有機化学者.とくに超分子化学の研究で知られる.ストラスブール大学で有機化学を学んだのち,フランス国立科学センター(CNRS)のG. Ourisson研究室で研究を行った.1963年ストラスブール大学からPh.D.を取得.その後,ハーバード大学のR.B. Woodword(ウッドワード)のもとで研究を行った.その後,ストラスブール大学へ戻り,1970年教授,1979年からはパリのコレージュ・ド・フランスの教授にも就任した.トリテルペンの構造と物理化学的性質に関する研究,Woodwordらとビタミン B12 の研究を行い,1960年代後半からは,クラウンエーテルと同様の機能を有する二環式化合物であるクリプタンドの研究をはじめた.分子認識や超分子化学の分野を開拓した功績により,1987年D.J. Cram(クラム)およびC.J. Pedersen(ペダーセン)とともにノーベル化学賞を受賞した.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
(小森貞子 スポーツライター / 2007年)
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…グラーフははじめ国王が自由に任免できる官吏であったが,7世紀初頭に在地有力者でなければグラーフになりえないことが規定された結果,官僚的性格が薄れ,領主化の傾向が強まった。 カロリング朝の国王,とりわけカール大帝は,新たにフランク王国に組み込まれたライン以東の地域にもグラーフ制度の導入を推進するとともに,アウストラシア地域出身の国王の家臣層(ウァッシ・ドミニキ)をグラーフとして各地に送り込んで官僚化の再建をはかり,在地の有力者をグラーフに任命する場合にも,国王に家臣としてのレーン制的誠実義務を宣誓することを強制した。さらに定期的に巡察使を派遣して,グラーフの職務遂行を監督させた。…
…しかし,細部の違いを捨象して巨視的にみれば,ほぼ次の四つの概念類型を区別することができよう。(1)ドイツの学者のいう〈レーン制Leh(e)nswesen〉(レーエン制とも呼ばれる)の意味に用いる用法。レーン制については後述するが,さしあたり次の諸点を注意されたい。…
※「レーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新