ヴィノグラドフ ポール(英語表記)Vinogradoff Paul

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「ヴィノグラドフ ポール」の解説

ヴィノグラドフ ポール
Vinogradoff Paul


国籍
オーストラリア

職業
ピアニスト

生年月日
1882年 6月15日

出生地
ポーランド

学歴
パリ国立音楽院,モスクワ国立音楽院〔1911年〕卒

経歴
1897年パリで、のちモスクワに移り、K.ノグムノフのもとでピアノを学ぶ。ペテルブルグ、モスクワ他で演奏活動を行い、ロシア帝国音楽協会のトムスク音楽アカデミーの楽長となる。1921年3月来日し日本各地で演奏会を開く。’37年再来日して以後は日本で過した。太平洋戦争中は外国人収容所で辛酸をなめる。戦後は演奏活動の傍ら武蔵野音楽大学、東洋音楽大学、日本大学芸術学部、さらに個人教授で多くの子弟を育てた。

没年月日
1974年 12月3日

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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