精選版 日本国語大辞典 「一任」の意味・読み・例文・類語
いち‐にん【一任】
〘名〙
① (━する) すべてを任せること。そのものの勢いのままにすること。〔文明本節用集(室町中)〕
※三代格‐一・延暦一七年(798)正月二四日「今聞、神宮司等一任終身」
※神皇正統記(1339‐43)下「一任四五ケ年の職なり」
③ (感動詞的に用いられる) さもあらばあれ。ええ、ままよ。
※玉山先生詩集遺稿(1774)春日踰志賀山「一任春風吹作レ雪、何曾容易払二征衣一」 〔司空図‐南至詩〕
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