一搩手(読み)イッチャクシュ

デジタル大辞泉 「一搩手」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ちゃくしゅ【一×搩手】

仏像などに用いる尺度単位親指中指とを伸ばした長さ。いったくしゅ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一搩手」の意味・読み・例文・類語

いっ‐ちゃくしゅ【一搩手】

〘名〙 (「搩」は張る、開くなどの意) 仏語。尺度の単位。親指と中指を伸ばしたときの長さ。指を一二本並べた長さに等しいともいう。七寸余。いったくしゅ。仏像を測るには、一搩手半(いっちゃくしゅはん)規準とする。
※観智院本三宝絵(984)下「たはぶれにいさごの塔をつくりつ、たかさ一𢷡手なり」 〔行事鈔‐中二〕

いっ‐たくしゅ【一搩手】

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