一栄(読み)いちえい

精選版 日本国語大辞典 「一栄」の意味・読み・例文・類語

いち‐えい【一栄】

〘名〙 一度栄えること。わずかの栄華
経国集(827)一一・奉和春日作〈藤原衛〉「時去時来秋復春、一栄一酔偏感人」
海道記(1223頃)東国にさまよひ行く子「具縛の憂身は一栄の肴に勧められて三毒の酒に酔臥し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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