一番門(読み)いちばんもん

精選版 日本国語大辞典 「一番門」の意味・読み・例文・類語

いちばん‐もん【一番門】

〘名〙 江戸時代遊郭で、夜明け七つ(午前四時頃)の一番太鼓や鐘を合図大門を開くこと。また、その大門。
浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)中「まだ大門のをそ桜、忍びて開け一ばん門の東がしらむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android