一花心(読み)ヒトハナゴコロ

デジタル大辞泉 「一花心」の意味・読み・例文・類語

ひとはな‐ごころ【一花心】

その場かぎりの情愛。うつりやすくあだな心。
庄内、―にてもてなし」〈盛衰記三三

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一花心」の意味・読み・例文・類語

ひとはな‐ごころ【一花心】

〘名〙 その時だけのなさけごころ。一時の情。浮気心。
源平盛衰記(14C前)三三「新司とて庄内一(ヒト)はな心にてもてなし」

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