三の板(読み)サンノイタ

デジタル大辞泉 「三の板」の意味・読み・例文・類語

さん‐の‐いた【三の板】

かぶとしころよろい草摺くさずり・袖などの、上から3枚目の板。

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精選版 日本国語大辞典 「三の板」の意味・読み・例文・類語

さん【三】 の 板(いた)

  1. 中世甲冑部分名。兜の錏(しころ)または鎧の胴や袖などの威(おど)しつけの板の上から三枚目の部分。中板。
    1. [初出の実例]「清国が冑の三の板よりすぢかへに、左の小耳の根へ、篦中計射こまれたれば」(出典:保元物語(1220頃か)中)

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