三山冠(読み)サンザンカン

デジタル大辞泉 「三山冠」の意味・読み・例文・類語

さんざん‐かん〔‐クワン〕【三山冠】

冠の一。巾子こじ部分三つ山のような形にした黒漆塗りの礼冠らいかん即位のとき、主殿とのもり図書ずしょ賛者などの官人が用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三山冠」の意味・読み・例文・類語

さんざん‐かん ‥クヮン【三山冠】

〘名〙 礼冠(らいかん)一つ。髻(もとどり)を納める巾子(こじ)の部分を三つの山のような形にこしらえた黒漆塗りのかぶりもの。即位に際して主殿図書、賛者などの官人の礼服に用いる。さんざん。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android